令和5年4月1日

大網白里市国際交流協会について

 当協会は平成6年(1994年)に「青年・婦人の翼」事業を母体として設立されました。この事業は、市内の団体などで活躍する地域の指導者を諸外国へ派遣し、各国の人々との交流を通じ、広い視野と国際感覚を身につけてもらい、国際交流をリードしていける人材に育成することを目的に始まったものです。 

 この事業で養成された国際交流指導者が中心となって国際交流と国際協力を組織的に展開し、地域の国際化を積極的に推進していくために当協会が設立されました。以来、約20数年間に亘って、協会は、多文化共生推進委員会、日本語教室委員会、交流委員会、研修委員会、広報委員会がそれぞれ、多文化共生推進事業、日本語教室運営事業、交流事業、広報活動を幅広く展開し豊富な実績を積み重ねて来ました。 

 平成25年(2013年)には、国際交流、国際協力というこれまでの活動の柱に加えて、「多文化共生の推進」が全事業の活動指針として新たに位置づけ、協会内に多文化共生委員会を設けました。平成26年7月から大網白里市多文化共生推進協議会が設立され、会長に学識経験者、副会長に当協会会長、委員に当協会副会長2名、社会福祉協議会から1名、外国人住民から1名、行政から課長職2名が選任されました。本市と協働で実施している多文化共生」推進協議会は、市内在住外国人の皆様に「暮らしやすいまちづくりを進めるための」アンケート調査を実施し、調査結果を集約してパブリックコメントを実施し、具体的な施策として「大網白里市多文化共生推進プラン」を策定し、「大網白里市第5次総合計画」に基づく分野別計画として位置付けられて平成27年度(2015年度)から、令和2年度(2020年度)までとなっています。

令和4年度(2022年度)からも新たな五か年計画として第二次多文化共生推進プランが策定されて本市の総合計画の分野別計画に位置付けれ、継続事業として引き続き実施していく予定となっています。

また、令和2年4月1日から、本市の行政提案型協働事業として「日本語支援Sクラス、日本語支援Mクラス、及びグローバルカフェ」が採択されたことにより、新しく当協会ら独立した組織として「日本語教室委員会」が発足し、市と協働で本事業の運営をすることとなりましたが、令和4年度で終了いたしますが、当協会としては引き続き日本語教室の運営等について支援をして行く予定です。

 

○協会の目的

 当協会は、大網白里市民と世界の人々との相互理解と友好親善を深めるために、教育・文化・スポーツ・産業経済等の広範な分野における国際交流、国際協力、及び身近な生活の場における多文化共生を推進し、在住外国人と共に世界に開かれた地域づくりに寄与するとともに、世界平和の進展に資する事を目的とします。

○主な活動

•国際交流の集い(城西国際大学留学生交流会) 

•国際文化交流会(国際食文化交流会) 

•国内研修 

•日本人のための英会話教室(大網白里市A L T指導)

•在住外国人のための日本語教室

•グローバルカフェー

•大網白里市多文化共生推進プラン参画(市との協働事業)

•外国人留学生ホームステイ受け入れ

・行政提案型協働事業―日本語教室委員会への支援

•その他 

・令和4年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のために協会事業は在住外国人のための日本語教室、英会話教室、行政提案型協働事業:日本語教室委員会の事業以外は全て休止しました。

協会の歴史とともに歩んできた英会話教室は、残念ながら、令和57月末日で閉講となりますが、これまで協力していただいた大網白里市教育委員会に感謝の気持ちで一杯であることを申し添えておきます。

○会員区分と会費について

(1)個人会員 年額 1口 2,000円。但し、年度の途中において入会する者のうち、101日以降の入会者の該当年度の会費の額は1,000円とする。

(2)家族会員 年額 1口 3,000円。但し、年度の途中において入会する

者のうち、101日以降の入会者の当該年度の会費の額は、1,500円 とする。

(3)外国人会員及び学生会員 年額 1口 1,000

(4)団体会員 年額 1口 5,000

 ○協会の組織

 事務局

 大網白里市教育委員会 生涯学習課

 〒299−3251千葉県大網白里市大網115−2

 ☎ 0475 (70) 0380  Fax 0475 (72) 9115