令和2年度住民協働事業 日本語教室教室の運営
日本語支援Sクラス
◆ 1月と2月の日本語支援Sクラスについて
新型コロナ感染症対策として「緊急事態宣言」が発出されましたので、1月のSクラスは中止しました。2月は、27日(土)にZoomを使って、教師及び学習者共に在宅のまま実施する予定です。3月は、公民館が休館となりますので、クラスも休止します。
◆ 12月19日(土)日本語支援Sクラス開講 テーマ「緊急時の電話の
かけ方 110番 119番」
いつもの通り午前11時から、中央公民館2階会議室にて開催しました。
外国人学習者の参加は、常連のフランス人Jean Claude さんが珍しくお仕事で、そして米国人のAaronさんは旅行で欠席となり、Shelley Chuaさん、佐川幸子さん、ボ・ドゥイ・タインさんの3名だけとなりました。講師は、先月に続き鈴村百合子先生が務め、家事、自己、急病人などの場合の警察、消防署への電話のかけ方、緊急事態の説明の仕方等を習いました。
外国人学習者1人1人が、鈴村先生や参加ボランティアを相手に警察や消防署へ模擬電話をし、発生した事故や病人、怪我人の状態等を一所懸命に説明していましたが、トンチンカンな遣り取りで大笑いになるシーンもありました。
この日は、教師を休職中の徳倉早由利先生が久しぶりに来訪し、ロールプレーの相手役を務めてくれる等、和気藹々のクラスでした。
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◆ 11月21日(土)日本語支援Sクラス開講 テーマ「買い物」
午前11時から、中央公民館2階会議室にて開講しました。
気持ちの良い秋晴れの中、外国人学習者9人が参加し、鈴村百合子先生による1時間30分にわたる熱心な日本語指導を楽しみました。
この日のレッスンのテーマは、「買い物」でした。鈴村先生は、買い物かごやお店で売っているいろいろな品物を持ち込んで来て、身振り手振りお店の売り子さながら、生徒に模擬体験をさせながら、買い物をするときに使う言葉等を指導していました。
生徒を交えたロールプレーでは、欠陥品の交換に来店したお客に扮したベトナム出身のタインさんが、新品と交換してもらったにもかかわらず、真面目に(?)返金を要求して、店員役の鈴村先生を驚かせ、皆さんの笑いを買う場面もあり、和気あいあいと楽しく日本語を学んでいました。
この日の外国人参加者は、常連のフランス出身 Jean Claudeさん、インドネシア出身 Shelley Chuaさん、中国出身 佐川幸子さん、ベトナム出身 タインさん、米国出身 Aaronさん、そして、初参加で台湾出身の何(ホ)一家
(何星輝さん、呂宛蓉さん、何沛秈さん)合わせて9人でした。
◆ 10月17日(土)日本語支援Sクラス開講 テーマ「防災」
午前11時から、中央公民館2階会議室にて住民協働事業「日本語教室委員会」の主要事業の一つである日本語支援Sクラスが開講されました。
授業のテーマは「防災」で、この日の担当教師、高山千栄子先生による災害、防災に関する用語など解説の後、大網白里市安全対策課から出講して頂いた石渡様、齋藤様により出前講座「自分の命と自分たちの地域を守るには~防災の知識編」が実施されました。
日本語を学習中である外国人学習者用にアレンジされた安全対策課手作りの英文入り資料「災害発生時の避難行動について(Evacuation Procedure in the Event of Disaster)」や、県及び市が発行した災害対策資料が配付され、二人の講師のゆっくりとした口調の講義に参加者一同熱心に聞き入っていました。市が発行しているハザードマップの説明も行われ、外国人参加者各人が、それぞれ緊急時の最寄り避難所を確認するなど楽しみながら、日本語と防災を学ぶ一石二鳥の日本語支援クラスでした。安全対策課の厚意により、参加者一同には、災害時用の保存食や飲料水が入った非常持出袋も配付されました。
この日参加した外国人学習者は、Ms. Shelley Chua(インドネシア)、Mr. Jean Claude(フランス)、佐川幸子さん(中国)、Mr. Aaron Granofsky(米国)、Mr. Ian Fernando Cua(フィリピン)、そして新顔の
Dr. Abbi Saniabadi(スコットランド)の6名でした。
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◆ 9月19日(土)日本語支援Sクラス開講 テーマ「旅行」
令和2年度行政提案型住民協働事業募集テーマ「日本語教室の運営」に対して「日本語教室委員会」が提案し採択された事業「日本語支援Sクラス」の初回授業が、9月19日(土)午前11時から午後12時半まで、中央公民館の2階研修室にて開催されました。
この事業は、昨年8月に提案応募し、本年1月に市長より採択の通知を受けて、本来、今年4月から実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症対策として延期されていたものです。
このクラスの開講は、当該住民協働事業を構成する日本語支援Sクラス、日本語支援Mクラス、及びグローバルカフェの3事業の皮切りとなるものであり、日本語教室委員会の田村隆文会長を始め、主な役員、教師が一堂に会し門出を祝いました。
参加した外国人学習者は、公民館事業である「たのしい日本語教室」の受講者とSクラスへの新規参加者を会わせて合計8名となりました。
和田洋子先生が指導するこの日の授業のテーマは「旅行」であり、米国、ベトナム、韓国、フィリピン、中国など諸外国出身の学習者が、お国自慢とばかり旅行先として出身国を熱心に売り込んでいました。
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