平成30年度城西国際大学留学生交流会

                         監事 小山田光成

 11月17日(土)大網白里市国際交流協会(OSIFA)の平成30年度交流委員会事業のひとつである城西国際大学(JIU)留学生交流会が、JIU東金キャンパスにて開催されました。

 先ず会長、ご来賓の皆様の挨拶から始まり、基調講演が行われました。JIU助教の村上佳恵先生による「日本で働く元留学生から学ぶことー日本語教育に求められるもの」と題する基調講演でした。

 先生の専門的立場から、今後益々高まる外国人材の需要、外国人受け入れの出入国管理法改正問題や日本で働く外国人に必要な問題解決能力の育成など調査結果を具体例で説明されました。日本語の母国話者である日本人にも意識改革が必要であり、日本人には当たり前の常識でも、外国人には不明な物事が数多くあって、よく説明して納得できるよう努力する点も指摘されました。コミュニケーションは、双方向の行為なのであるなど興味深い基調講演でした。

 次に留学生によるスピーチ大会では、7カ国から10人の留学生が、自分の意見を様々な角度から見事にスピーチしてくれました。留学生自身もこのような機会があったことに感謝の意を表明していました。


その後の日本芸能では

「一佳会」会主・副会主による日本民謡の三味線合奏、太鼓、唄で参加者を大いに楽しませてくれました。


 交流パーティでは、教職員食堂にて、スピーチ大会参加者に賞品を授与し、参加者全員で乾杯して会食、歓談交流となりました。

余興では、スリランカからの留学生が民族衣装で着飾り、民族音楽に合わせた独特なダンスを踊ってくれました。更に、韓国の二人の留学生も熱唱して交流会が盛り上がった中、最後にOSIFA会員が以前から練習を重ねてきた"We are the World"と言う会の英語によるテーマ曲を参加者全員で合唱して楽しい交流会を終えることが出来ました。

 JIUと協会の協働事業は、地域の国際化を推進し、地域の多文化共生に寄与する大変意義のあることだと参加者の皆様が実感されたことは大きな収穫でした。OSIFAとJIUの協働事業は、関係各位の努力のにより維持されています。改めてそのことに深く感謝します。有り難うございました。              (上下2枚の写真は、クリックすると大きくなります。)