令和5年度国際食文化交流会開催

祝辞を述べる金坂大網白里市長

開会の挨拶を行う安川会長


 令和5年度国際食文化令和6年1月28日、11時より中央公民館講堂において大網白里市金坂市長、城西国際大学国際教育センター所長バハウ・サイモン・ピーター教授他、来賓のご臨席を得て開催されました。コロナ感染拡大のため令和2年度より中止されていましたが4年ぶりに開催することが出来ました。このイベントは2013年より、食文化を通じて国際交流を深めようとこの地域の在住外国人の方がたと各国の食文化を相互に紹介して理解を深め合おうと開催されています。

 当交流会では、会長の挨拶に続き、金坂市長の祝辞、来賓の挨拶に続きアメリカ、ネパール、インドネシアなどから7名の外国在住者が参加しそれぞれ自己紹介があり、各国の料理を頂きながら歓談の一時を過ごしました。そのあと余興として、民族舞踊や、自国の歌、個人の特技などが披露され、もれなく景品が当たるじゃんけん景品争奪大会、みんなでピアノに合わせて歌う合唱で楽しい一時を過ごしました。役員を含め約50名の参加をいただきました。この交流会の準備にや実施に参加された役員関係者の皆様お疲れさまでした。

 

民族衣装で民族舞踊を踊るミラさん(ネパール)

趣味の武具模造を説明するアーロンさん(アメリカ)


田村名誉会長の世界各国政府から送られた数々の感謝の記念品を前にした集合写真

多文化共生のための防災訓練(市総合防災訓練)

 11月26日(日)、大網小学校で令和5年度大網白里市総合防災訓練が実施され、当協会も外国人を含む市民に防災減災についての意識の涵養と啓蒙のために体育館内にブースを設け、防災訓練に参加しました。

 外国の方としては、インドネシアからの留学生姉弟や中国からの人もあり、それぞれの母国語で防災ビデオを見て日本の防災について学んでいました。国際色を演出するため、ボーイング747ジャンボジェット機のスケール模型も展示され、それに興味を惹かれて沢山の小学生が集まったところをスタッフ役員が易しく防災の説明をしていました。

 子供の頃から防災意識身に着けましょう。

マリンちゃんも駆けつけ盛り上がりました


日頃から多文化共生施策に非常に熱心な金坂市長が当協会のブースを訪れ、スタッフの日頃の貢献を労われました。

グローバルカフェ再開 令和5年9月24日

9月24日(日)13時より、市中央公民館においてコロナ禍で中断していたグローバルカフェが3年9ヶ月ぶりに再開を果たしました。グローバルカフェは多文化共生施策事業として日本語教室委員会が主導して実施されました。参加者は、アメリカ、中国、ネパール、インドネシア出身の皆様を含め約30名の参加者を得て、多文化共生と国際交流の交歓の会となりました。

 

 当日カフェでは、安川会長の挨拶から始まりました。そして主催者から協会の沿革について説明があり、またこのグローバルカフェは、多文化共生推進事業の中核をなす日本語教室事業を補完する重要な意義の事業である旨の説明があり、まず、アーロン・グラノフスキーさん、佐川幸子さんの日本語によるプレゼンテーションが行われ、外国人参加者の自己紹介、アーロンさんの特技披露、楽しいゲームの数々、歓談、踊りあり、歌あり、で楽しい一時を過ごしました。特に、ネパール出身の15歳女子中学生のあでやかな民族衣装に身を包んでの踊り、アメリカの大学でコンピュータゲームの技術を教授として教えていたアーロンさんの特技披露は特に皆さんの印象に残ったようです。帰り際に参加者の方から本当に楽しい交流会であったとのご意見を頂きました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右より、市会進行役の佐野執行役、安川会長、山田顧問、山村さん

グローバルカフェについて語る田村名誉会長

アメリカ出身アーロン教授、趣味で作った刀剣模型も披露しました。

インドネシア出身のチュワさんと甥御さん姪御さん、インドネシア民謡を三人でご披露されました。甥御さんおふたりは今年城西国際大学に御入学。

ネパール出身のミラさん民族舞踊がとても好評でした

中国遼寧省出身の佐川さん、中国語教室の助教としてもご協力いただいています。

肉倉理事(左二人め)が夜なべして作った景品のじゃんけんゲーム、と佐野執行役(左端)の日本語ゲームタイムの様子


城西国際大学日本語スピーチコンテスト(報告)

アーロン・グラノフスキーさん(米国)

サガワ‣サチコさん(中国)


令和5723

 

 

城西国際大学日本語スピーチコンテストについて(ご報告)

 

城西国際大学日本語スピーチコンテストが、2023722日(土)1300 より、東金キャンパスで開催されました。

当協会の日本語教室からも2名の生徒が応募し事前審査(書類選考)を通過して参加する事になりました。多くの応募者の中から、審査を通過した10名が選抜されました。

 

当協会からの参加者は、日本語教室学習者のサガワ サチコ氏(中国)、アーロン グラノフスキー氏(米国)でした。

 

最初にスピーチをしたのは、サガワさんで演題は「バラ園」を訪問してバラの香りや、美しさ、バラ園のオーナーご夫婦のおもてなしに対して大変感動したスピーチでした。それは、日頃からサガワさん自身が自然を愛し、他人を思いやる心があるからこそ、「バラ園」を訪問して感じた事でしたので、自然体で発表出来て大変良かったと思います。

 

続いてスピーチしたのはアーロン(米国)で演題は「山で出会った一冊の本」でした。そして、その後の人生に大きな影響を与えた事に関するスピーチでした。

大学を卒業してから、バックパッキングで世界中の旅をしていた時に山で出会ったある夫婦から1冊の本をいただいて読み始めると心を打たれる大変興味深い内容の本についてでした。

それは。すっかり忘れていた「謙虚な気持ちで他人を思いやる事」等の気持ちを持つ事が大変重要である事、それを実践すれば人々に対して素晴らしい行いとなり、豊かな人生を送ることが出来るという本の内容に関しての日本語表現でのスピーチでしたが、会場で聞いていた私たちも日本語での内容のあるスピーチに大変感銘しました。

 

審査の結果、最優秀賞(城西国際大学学長賞)にサラ グレチが最優秀賞に選ばれました。彼女はスロベニア国の国立大学生で交換留学により城西国際大学で学んでいるそうです。

 

発表者は、緊張しながらも最後まであきらめずに、これまでの学習成果を精一杯発揮していました。

本コンテストの開催にあたり、出場者のご指導に携わってくださった林教授、高木教授他関係者の皆様に改めて心より御礼申し上げます。

 

 

報告者:引率責任者 田村隆文

To Whom It May Concern

 

Josai International University Japanese Speech Contest (Report)

 

The Japanese speech contest sponsored by Josai International University was held at Togane Campus from 13:00 on Saturday, July 23, 2023.

Two presenters from our association's Japanese class also applied and passed the preliminary screening (document screening) to participate. From among many applicants, 10 people who passed the examination were selected.

 

Ms. Sagawa (China), who gave the first speech, talked about how she was moved by the scent of the roses, the beauty of the roses, and the hospitality of the owner couple of the rose garden when she visited the rose garden.

It is precisely because Ms. Sagawa herself loves nature and is considerate of others that she felt it when she visited the Rose Garden, so I think it was great that she was able to present her work in a natural way.

 

The next speaker was Mr. Aaron (USA), whose title was "A book he met in the mountains." And it was a speech about what had a big impact on his life after that. After graduating from university, when he was backpacking around the world, he received a book from an elderly couple he met in the mountains.

It was very important to have feelings such as "being humble and caring for others".

It was a speech in Japanese about the contents of the book that if you practice it, it will be a wonderful deed for people and you can live a wonderful life.

We, who were listening at the speech venue, were also very impressed with the content of the speech in Japanese.

 

As a result of the judging, Sara Gurechi was selected as the highest award (Josai International University President's Award). She is a national university student in Slovenia and is studying at Josai International University as an exchange student.

Although the presenters were nervous, they did not give up until the end and fully demonstrated what they had learned so far.

 

I would like to express my heartfelt gratitude to Professor Hayashi, Professor Takagi, and everyone else involved in the contest for their guidance.

 

Very truly yours,

 

For Chairman Yutaka YASUKAWA

 

Honorary Chairman Takafumi TAMURA

 

第30回大網白里市国際交流協会定期総会開催

大網白里市国際交流協会創立30周年を迎え安川会長、決意の新体制再出発

 大網白里市国際交流協会は、5月21日午前10時より、来賓に金坂市長、城西国際大学国際教育センター所長バハウ・サイモン教授、市生涯学習課鈴木課長のご臨席を賜り令和5年度定例総会を開催しました。出席者会員数は41名のほか、関係者5名の計46名が参加しまし、村中副会長の司会進行により会長の挨拶から総会は始まりました。

 

 会長挨拶要旨 

本日は、大網白里市国際交流協会の創立30周年総会にご多用の中、ご出席頂き誠に有難うございます。

 (前置き一部略)

 

さて、今月8日 新型コロナウイルスの感染法上の位置づけが5類へ移行され、社会・経済活動も少しずつ変化してきております。

 

そうした状況をふまえてご配布の総会議事次第の事業計画案も諸活動の再開、開催予定の基調へとコロナ禍収束を見据えた議事内容となっております。どうか皆様の慎重なるご審議をよろしくお願致して、簡単ではございますが 、開会のご挨拶に代えさせていただきます。

           

と挨拶があり海老根副会長が経緯のある中議長に選任され、海老根議長は、出席者・委任状併せて会員過半数の定足数を満たし総会の成立を宣言して審議が始まりました。審議は議題は6議題ありましたが。各議題全てに対しに対立グループが一致して反対論を展開しましたが、規約、論理、法的に論駁するに至らず、審議の結果すべての議案は原案通りに議決されました。

総会の議決結果を受けて、新執行部には以下の役員が互選されました。

   会長 安川 豊 (留任)

   副会長 秋葉好美

   副会長 海老根 均(留任)

   副会長 村中 正子

会長就任挨拶 令和5年521

 

 会長就任挨拶

 

    改めまして、全ての議案へのご承認を頂き大変に有難うございました。

 

    大網白里市国際交流協会(略してOSIFA)も創立30周年の節目を迎えました。

 

    今日まで様々な形で献身的に当協会の活動を支えて下さった会員の皆様、関係者の方々に厚く御礼申し上げます。

 

    3年半前、 私は協会の目指している大網白里市民と世界の人々との相互理解と友好親善を深めるために教育、文化、スポーツ、産業経済等の広範な分野における多文化共生を推進し、在住外国人と共に世界に開かれた地域づくりに寄与するとともに、世界の平和の推進に資する事を目的とする。協会の“「指標」に大変感銘して入会しました。

 

 これからも皆様と共に “この指標” をベースとしながら、令和5年度事業計画を推進して参りたいと思っています。 

 

    会員の皆様、関係者の皆様のご支援、ご協力をお願いして、私のご挨拶と致します。

 

    本日は 誠に有難うございました。

 

         大網白里市国際交流協会 会 長  安川 豊

 

                           

 

 

 

 

令和4年度「たのしい日本語教室」修了証書授与

  

   令和5年3月11日「楽しい日本語教室は、今年度の修了式を迎え、最後に「私の夢」というテーマで学習した日本語でそれぞれ上手に語り一年の成果を披露した後、安川会長より所定の課程を修了した5名の学習者の皆さんに修了証書を授与されました。修了書を手にした写真前列の皆さんは左より、バガワッタさん、佐川さん、アーロンさん、ミラさん、ババナさん。おめでとうございました。

 

 

中国語講座開設及び受講者募集令和5年度4月より

大網白里市国際交流協会会長交代のお知らせ

大網白里市国際交流協会では1217日の臨時理事会において新たに安川理事が新会長に選出されました。

 会長交代理由は業務監査と協会運営上の問題でその判断は令和4年12月3日に行われた理事会の総意に基づく判断でした。

新会長に選出されました安川会長は大網白里市四天木出身72歳、豊富な国際経験や卓抜な調整手腕を買われて全会一致で選出されました。コロナ感染拡大が未だに終息しない困難な時期、当協会は安川新会長の下に役員一丸となって正常化に邁進してまいる所存です。会員の皆様のご理解とご協力を衷心よりお願い申し上げます。                   【写真は安川新会長】

第43回九都県市合同防災訓練参加 10月23日

好天に恵まれた10月23日(日)午前10時30分より、コロナ感染防止のため延期された第43回九都県市合同防災訓練が開催され、当国際交流協会は大網白里市アリーナ屋内体育館メインコート会場で行われた防災フェスに大網白里市としては唯一のボランティア団体としてブースを設け、ピクトグラム、8ヵ国語の防災ビデオ、やさしい日本語による防災用語等の展示を行いました。訓練の目的は多文化共生社会のための防災訓練

(Disaster Drills for Multicultural Society)

言葉、文化、習慣、宗教上などの配慮が必要な災害弱者である外房地区地域住民(含む在住外国人)のために多言語による防災活動を紹介。交流協会からはスタッフとして理事・役員12名、訪問者は県知事、県部局長、市長、副市長、市議会議長を始め120名の訪問がありました。

 訪問者の中には、スリランカから外国人ファミリーも見えましたが、あいにく用意した8ヵ国語の外国語にスリランカの公用語はありませんでしたが、英語が通じるので問題なさそうでした。

また、東金市の城西国際大学国際センター長バハウ教授も来訪され、協会の交流部門責任者安川理事が接遇し、城西国際大学との連携・協力を確認する良い機会となりました。

 午後、千葉県熊谷知事の訪問を受け、国際交流協会の活動意義を認める知事の言葉に対し、この訓練の責任者である田村顧問は、今回の訓練が多文化共生社会のための防災訓練であることをしっかりと伝えていました。


第29回大網白里市国際交流協会総会開催

 5月22日(日)、大網白里市中央公民館講堂において、第29回大網白里市国際交流協会総会が、大網白里市金坂昌典市長、大網白里市深田義之教育長2名の来賓のご臨席を賜り挙行されました。

 議長には田村会長、議事録署名人に古川元宣氏及び坪井百代氏がそれぞれ選任され、海老根副会長の司会によって進行されました。

 総議決数85のうち、当日の議決数は出席35名、委任状33名による合計68となり 総会は成立し、すべての議案が承認されました。

 今総会は、8年間という長い間、当協会に会長として当市市政に多文化共生政策を千葉県の中でも先進的に導入を提唱して実現し、数々の多文化共生事業を定着させてきた田村会長が今期を以て勇退するという当協会史上一つの区切りを迎える総会となりました。後任には、地域活動家として中央及び全国に知られた野老真理子大里綜合管理株式会社会長が選任されました。

依然として続くコロナ感染の不透明さ、世界の欧米対非欧米の分断と、果ては核戦争による世界の終末まで真剣に危惧される困難な時代に協会会長を引き受けられる野老会長を、役員、会員一人一人知恵と力を出し合い結集して課題を乗り越えていく必要を確認した総会となりました。

 

 新たに選任された新執行部役員は次の通りです。

 

  会 長  野老 真理子   顧 問  田村 隆文

  副会長  中國 健二郎

  副会長  海老根 均

  副会長  小阪 穂奈美

 

挨拶を行う田村前会長

来賓 大網白里市市長金坂昌典様


来賓 大網白里市教育長 深田義之様

抱負を述べる野老真理子新会長


総会風景



田村会長2020TOKYO 五輪 聖火ランナーの大役

 当協会田村隆文会長は、7月1日(木)山武市蓮沼海浜公園で行われた2020TOKYO 五輪の聖火点燈式典に千葉県推薦大網白里市代表として参加し、閉塞感の漂う世界に明るい松明の灯明をかざしました。その後、記者会見に臨み、当国際交流協会の果たす役割、協会が取り組む多文化共生と多様性の重要性を訴えました。


  聖火ランナーの大役を果たし大網白里市長を表敬訪問     7月2日

  

田村会長TOKYO2020OLYMPIC聖火リレー動画
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