大網白里市国際交流協会は、5月21日午前10時より、来賓に金坂市長、城西国際大学国際教育センター所長バハウ・サイモン教授、市生涯学習課鈴木課長のご臨席を賜り令和5年度定例総会を開催しました。出席者会員数は41名のほか、関係者5名の計46名が参加しまし、村中副会長の司会進行により会長の挨拶から総会は始まりました。
会長挨拶要旨
本日は、大網白里市国際交流協会の創立30周年総会にご多用の中、ご出席頂き誠に有難うございます。
(前置き一部略)
さて、今月8日 新型コロナウイルスの感染法上の位置づけが5類へ移行され、社会・経済活動も少しずつ変化してきております。
そうした状況をふまえてご配布の総会議事次第の事業計画案も諸活動の再開、開催予定の基調へとコロナ禍収束を見据えた議事内容となっております。どうか皆様の慎重なるご審議をよろしくお願致して、簡単ではございますが 、開会のご挨拶に代えさせていただきます。
と挨拶があり海老根副会長が経緯のある中議長に選任され、海老根議長は、出席者・委任状併せて会員過半数の定足数を満たし総会の成立を宣言して審議が始まりました。審議は議題は6議題ありましたが。各議題全てに対しに対立グループが一致して反対論を展開しましたが、規約、論理、法的に論駁するに至らず、審議の結果すべての議案は原案通りに議決されました。
総会の議決結果を受けて、新執行部には以下の役員が互選されました。
会長 安川 豊 (留任)
副会長 秋葉好美
副会長 海老根 均(留任)
副会長 村中 正子
会長就任挨拶 令和5年5月21日
会長就任挨拶
改めまして、全ての議案へのご承認を頂き大変に有難うございました。
大網白里市国際交流協会(略してOSIFA)も創立30周年の節目を迎えました。
今日まで様々な形で献身的に当協会の活動を支えて下さった会員の皆様、関係者の方々に厚く御礼申し上げます。
3年半前、 私は協会の目指している大網白里市民と世界の人々との相互理解と友好親善を深めるために教育、文化、スポーツ、産業経済等の広範な分野における多文化共生を推進し、在住外国人と共に世界に開かれた地域づくりに寄与するとともに、世界の平和の推進に資する事を目的とする。協会の“「指標」に大変感銘して入会しました。
これからも皆様と共に “この指標” をベースとしながら、令和5年度事業計画を推進して参りたいと思っています。
会員の皆様、関係者の皆様のご支援、ご協力をお願いして、私のご挨拶と致します。
本日は 誠に有難うございました。
大網白里市国際交流協会 会 長 安川 豊
令和5年3月11日「楽しい日本語教室は、今年度の修了式を迎え、最後に「私の夢」というテーマで学習した日本語でそれぞれ上手に語り一年の成果を披露した後、安川会長より所定の課程を修了した5名の学習者の皆さんに修了証書を授与されました。修了書を手にした写真前列の皆さんは左より、バガワッタさん、佐川さん、アーロンさん、ミラさん、ババナさん。おめでとうございました。
大網白里市国際交流協会では12月17日の臨時理事会において新たに安川理事が新会長に選出されました。
会長交代理由は業務監査と協会運営上の問題でその判断は令和4年12月3日に行われた理事会の総意に基づく判断でした。
新会長に選出されました安川会長は大網白里市四天木出身72歳、豊富な国際経験や卓抜な調整手腕を買われて全会一致で選出されました。コロナ感染拡大が未だに終息しない困難な時期、当協会は安川新会長の下に役員一丸となって正常化に邁進してまいる所存です。会員の皆様のご理解とご協力を衷心よりお願い申し上げます。 【写真は安川新会長】
好天に恵まれた10月23日(日)午前10時30分より、コロナ感染防止のため延期された第43回九都県市合同防災訓練が開催され、当国際交流協会は大網白里市アリーナ屋内体育館メインコート会場で行われた防災フェスに大網白里市としては唯一のボランティア団体としてブースを設け、ピクトグラム、8ヵ国語の防災ビデオ、やさしい日本語による防災用語等の展示を行いました。訓練の目的は多文化共生社会のための防災訓練
(Disaster Drills for Multicultural Society)
言葉、文化、習慣、宗教上などの配慮が必要な災害弱者である外房地区地域住民(含む在住外国人)のために多言語による防災活動を紹介。交流協会からはスタッフとして理事・役員12名、訪問者は県知事、県部局長、市長、副市長、市議会議長を始め120名の訪問がありました。
訪問者の中には、スリランカから外国人ファミリーも見えましたが、あいにく用意した8ヵ国語の外国語にスリランカの公用語はありませんでしたが、英語が通じるので問題なさそうでした。
また、東金市の城西国際大学国際センター長バハウ教授も来訪され、協会の交流部門責任者安川理事が接遇し、城西国際大学との連携・協力を確認する良い機会となりました。
午後、千葉県熊谷知事の訪問を受け、国際交流協会の活動意義を認める知事の言葉に対し、この訓練の責任者である田村顧問は、今回の訓練が多文化共生社会のための防災訓練であることをしっかりと伝えていました。
5月22日(日)、大網白里市中央公民館講堂において、第29回大網白里市国際交流協会総会が、大網白里市金坂昌典市長、大網白里市深田義之教育長2名の来賓のご臨席を賜り挙行されました。
議長には田村会長、議事録署名人に古川元宣氏及び坪井百代氏がそれぞれ選任され、海老根副会長の司会によって進行されました。
総議決数85のうち、当日の議決数は出席35名、委任状33名による合計68となり 総会は成立し、すべての議案が承認されました。
今総会は、8年間という長い間、当協会に会長として当市市政に多文化共生政策を千葉県の中でも先進的に導入を提唱して実現し、数々の多文化共生事業を定着させてきた田村会長が今期を以て勇退するという当協会史上一つの区切りを迎える総会となりました。後任には、地域活動家として中央及び全国に知られた野老真理子大里綜合管理株式会社会長が選任されました。
依然として続くコロナ感染の不透明さ、世界の欧米対非欧米の分断と、果ては核戦争による世界の終末まで真剣に危惧される困難な時代に協会会長を引き受けられる野老会長を、役員、会員一人一人知恵と力を出し合い結集して課題を乗り越えていく必要を確認した総会となりました。
新たに選任された新執行部役員は次の通りです。
会 長 野老 真理子 顧 問 田村 隆文
副会長 中國 健二郎
副会長 海老根 均
副会長 小阪 穂奈美